パカン鉱区内にある、モウシサ鉱山からの高級バングルのご紹介です。
この透明感は翡翠バングル好きの方から見れば、間違いなく「垂涎の的」に違いありません。
幅が広すぎるので、「私にはちょっと…」とおっしゃる方もいらっしゃるとは思います。
しかし、このような品質の高い原石で、わざわざ幅を狭くカットする翡翠商は、あまりいないと思います。
例えて言うならば、10ct の大粒のルースをカットできるダイヤモンドの原石を、わざわざ 1ct の小粒のルース10個にカットするようなものだからです。
内径は未計測ですが、58mmくらいだと思います。
興味があれば計測します。
内径:55.8mm 幅:20.8mm 厚み:7.6mm
これをどう見るかです。
高級品なのでやはり完璧なものをもとめるのか?
ただその場合はお値段は現地でも2倍になります。
(一万円のものならば二万円ですが。)
わずかな欠点をその人(あえて人と呼びます)の個性と見るのか?
でも、長期間利用していると不思議なことに、
この程度の石目はほとんど目立たなくなることも、経験から判っています。
人間の皮脂が翡翠の結晶構造の隙間に浸み込むことにより、
透明度が増すことによって起こる現象です。
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