グリーンカラーの美しい、老坑翡翠バングルのご紹介となります!
60.0(内径) X 18.1(幅) X 8.0(厚み) mm
82.0 g
それもそのはずで、このバングルは老坑翡翠バングルとなります。
翡翠好きで有名だった清朝末期の西太后の時代に盛んに掘削されていた、
鮮やかな緑色の翡翠が産出されていたことで有名な鉱山の原石から、
最近くりぬかれました。
その鉱山は中国名で「老坑」と呼ばれ、英語名は「オールドマイン」
と呼ばれますが、現在は掘り尽くされて掘削はされていません。
老坑(オールドマイン)から産出された翡翠原石は、現地ミャンマーでも
今はまったく見ることがなく、非常に希少な翡翠原石となっております。
このバングルの持ち主はパカン鉱山の有力オーナーで、昔採掘した
老坑(オールドマイン)の原石をいくつか所有しており、たまに
原石から製品にしています。
したがいまして、一般的に見るグリーンカラーにはない、
よりビビッドで、根源的なグリーンカラーですね。
翡翠鉱山にはカボションルース作成に適した鉱山と、バングル作成に適した鉱山が
ありまして、老坑(オールドマイン)は主に、ルースに適した鉱山であったと
現地の翡翠仲間から聞いております。
「バングル作成に適した鉱山」は大きな面積で無欠陥部分が取れますが、
透明度が高くお色が薄い特徴があります。
また、「カボションルース作成に適した鉱山」はお色が濃い翡翠が取れますが、
石目が多い特徴があります。(ろうかんカラーは石目と石目の間で育ちます。)
上記の意味からも、このバングルは濃いグリーンカラーで
カボションルースにカットできる部分が点在していまして、
尚且つ、石目がなく統一感のあるバングル品質でもあるので、
カボションルース中心の鉱山からバングルを作成できる広範囲の
無欠陥体積が採れたことも、非常に珍しいものであると言えます。
バングルの黒っぽく見えている部分は黒色ではなくて、
緑色が濃いために黒っぽく見えていますが、
実際は濃い目のグリーンカラーとなります。
(一部ブラックカラーもあります。)
特に石目はありません。
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