翡翠市場からの便り

The letter from a Jade market

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買い付けが始まります。

お世話になります。
「アジアンジェムズ」「A翡翠.com 」「ルビージュエル」
の郷です。

メルマガをお送りするのが久しぶりとなりますので、
ご登録されていたこともお忘れの方もいらっしゃるとは
思いますが、ネットショップの「翡翠専門店」で
ございます。

その節は、当店のご利用またはメルマガのご登録、
ありがとうございました。

さて、全国的に寒い日が続いておりますが、お元気で
お過ごしのことと存じます。

2月も半ばとなりますので、そろそろこの寒さも緩んで
もよさそうな時節になって参りましたが、私の住んでいる
ここ大阪もなかなか暖かくなってはくれなくて、また、
インフルエンザ等の集団感染も全国的に流行っています
ので、どうぞご自愛下さいね。

年が明けて早1ヵ月半が過ぎましたが、今年に入ってから
というもの、毎日飛び込んでくるニュースに驚かされる
ことが多いですね。

インターネットのおかげで世界中の出来事が身近に感じ
られるようになりましたが、同時並列でなんでもかんでも
入ってくるので、自分に関わる優先順位が付けにくいですね。

老化現象でしょうか。。。

最近あまりにも目まぐるしいので、そんなふうに感じています。

————————-

さて、話はガラリと変わりまして、ここからは買い付けの
ご案内となります。

今月、2月20日から当店のバイヤー(かーやん)が、
ミャンマーへ翡翠の買い付けに参ります。

現地からの情報では、春節も終わって中華圏から翡翠バイ
ヤーがお正月休みから戻ってくるに従って、翡翠の流通量
もしだいに増えてきているということです。

気になる翡翠の価格なのですが、こちらはあまり変化は
なく例年通りということでした。

当方が密かに期待をしていることは、近年の中国経済の
減速に伴っての翡翠価格の下落を待っているのですが、
どうも当方の期待通りには行かないようです。

といいますのは、通常はどの国においても景気が減速する
と、あらゆる流通商品の中で、贅沢品である宝飾品の
売れ行きが、先ず最初に落ちて行きます。

そして逆に、景気が良くなる時期には、一番最後に
ようやく購入されるようになるのが、宝飾品であります。

ところが中国(中華圏)において翡翠は、「宝飾品」で
あると同時に、「投資対象」でもありますので、景気の
良いときは宝飾品として買われ、反対に景気が悪くなる
と、株や不動産の代わりのリスクヘッジとして、翡翠が
買われるという変わった傾向があります。

言い換えますと、翡翠はほぼ一国というか、「一民族の
特殊な需給によって皮肉にも価格が安定している」
という事実があります。

(ゴールドやプラチナも同じような一面はありますが、
価格は景気によっては左右されず、毎日のマーケットに
よる世界的な値動きによって決められています。)

翡翠屋の当方としましては痛し痒しで、値崩れしないこと
は当店にとっては悪いことではないのですが、今からの
仕入れを考えると、有利な条件で仕入れにくいという
ジレンマもあります。

そうゆう一般には見えにくい特殊事情も含めてが、翡翠
の面白さでもあります。

でもこれはあくまでも総論的な話でして、個別的には当店
は外国人バイヤーとしてではなく、現地に根を下ろした
ローカルなバイヤーとして、有利な条件で活動を行って
おります。

ですので、当店のお客さまにはこれまで通りのお求め安い
お値段で、良い翡翠をご案内させていただけますので、
どうぞご安心くださいね。

そして、今回の買い付けでは、3月の中頃からは当方も
ミャンマーに渡航して、先行している当店バイヤー
(かーやん)と合流する予定ですので、どんなお宝と出会う
ことができるかと、今から楽しみにしています。

また、買い付け時の参考にさせていただきたいので、
「こんな商品を紹介してほしい」というご希望があり
ましたら、お気軽にリクエストして下さいね。
できるだけご希望にフォーカスして、ご紹介させて
いただきます。

現地からの情報も、渡航後は毎日アップする予定です
ので、ブックマークのまだの方は、ぜひともブックマーク
をお願いいたします。

コチラです。
http://a-hisui.com/jademarket/

それでは、次回のメルマガでお会いいたしましょう!

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