翡翠市場からの便り

The letter from a Jade market

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翡翠買い付けのお知らせです。

お世話になります。
「アジアンジェムズ」「A翡翠.com 」「ルビージュエル」
のさーやんです。

長らくメルマガをお届けしていなかったので、ご登録され
たこともお忘れかもしれませんが、インターネットで翡翠
を販売しているお店からのご案内となります。

よろしくお願いいたします。

さて、早いもので、元号が令和に改まって1か月半が過
ぎ、改元時の一時の熱も少し治まって来たように思いま
す。

日本中がめでたさに包まれた日々でしたね。

新しい天皇陛下がご即位される際に、三種の神器の「剣」と
「勾玉」を受け継がれる儀式がテレビ中継されましたね。

天皇陛下でさえも直接見ることが許されないという神代の
時代から受け継がれている「神器」が、箱の中に入った状
態とはいえ、テレビを通して見られたことに、当方は有り
難さと同時に強い興奮を覚えました。

「剣」は「あめのむらくものつるぎ」と呼ばれ、スサノオ
がヤマタノオロチを退治した時に、オロチ(大蛇)のシッポ
から出てきたという伝説で有名ですね。

また、「勾玉」は「やさかにのまがたま」と呼ばれます
が、その形状もさることながら、当方はその材質がなんの
石材で出来ているかにも興味を覚えます。

「メノウ」であるという説が有力ですが、古墳から出土す
る勾玉は断然に「ヒスイ」が多いということと、最近の話
ですが、「ヒスイ」が日本の国石に認定されたことから考
えても、恐らく糸魚川産の「ヒスイ」であろうと、翡翠屋
の当方は贔屓目に考えています。

ちなみに、三種の神器にはもう一つ「鏡」がありますね。

これは「やたのかがみ」と呼ばれ、天の岩戸にお隠れにな
った天照大神が、岩戸の隙間から覗いた際に、鏡に映った
ご自身を見て、大いに驚いたという伝説の「鏡」ですが、
何故、「剣」と「勾玉」は新天皇の即位式の際に運ばれる
のに、「鏡」は運ばれなかったのかという当然の疑問です
が、それは単純に運ぶには大きすぎる(重すぎる)から
というのが、どうも理由のようです。(諸説あります。)

「鏡」はご神体として、伊勢神宮の内宮にお祭りされてい
るとのことですが、お社を新しくする先の式年遷宮の際
に、真夜中に大きな何かを数人がかりで運んでいる白布に
映るシルエットが、一瞬だけテレビ放映されたことがあり
ましたが、その時の映像は、この世のものとは思えないよ
うな神秘性がありましたね。

そのとき当方は、これは「やたのかがみ」を運んでいるな
と一瞬思いました。

明文化される以前の時代のことを、神話時代と呼ぶことが
ありますが、神代の時代から続いているベールに覆われた
儀式を垣間見る時、世界の中で日本はまだ神話時代が続い
ているんじゃないかと、ふと思いました。

不思議の国ですね。

————————–

さて、ガラリと話は変わりまして、翡翠の買い付けのお知
らせとなります。

今月18日からミャンマーに渡航して、翡翠の買い付けお
よび現地からの情報発信を行う予定です。

現地は暑気から雨季への移り変わりの時期となりますが、
まだ雨は少なく暑さが続いているということでした。

翡翠に関しては物流も多く、バイヤーも多いということで
すが、実際どれくらいの取引があるのかは、この目で見な
いと判らないですね。

良くも悪しくも、翡翠の需給は中国の景気次第ということ
がありますが、中華圏の翡翠マーケットは巨大ですので、
なかなか実態を把握することが、外国人には難しい部分が
あります。(翡翠に限らずですが)

さて、今回の仕入れのテーマは、小さく綺麗な翡翠ビーズ
を入手することで、良い出会いがあればピアスを作る予定
です。

良質の小さいビーズは最も入手し難い翡翠製品の一つで、
いつも探しているのですが、なかなか良いものは出てきま
せん。

どうなりますか、乞うご期待下さいね!

その他、良い出物があればブログにてドンドン情報発信す
る予定ですので、ブックマークのまだの方はぜひブックマ
ークをお願いいたします。

アドレスはこちらです。
http://a-hisui.com/jademarket/

それでは、次回のメルマガでお会いいたしましょう!

バラの花先月、近くの公園内のバラ園で撮影しました。

バラの花やはり写真の良し悪しはカメラでもなく、撮影技術でもなく、
お天気次第ですね。

バラ園

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